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戸建リフォームで出来ること・出来ないこと

戸建てのリフォームはマンションと比べ自由度が高いため、大幅な間取りの変更や、吹抜けを設けるなど上下階を含めた大胆なリフォームも可能です。ただし、構造上必要な柱や梁、壁は取り除くことができないので、建物の構造(工法)によって自由度が異なります。

建物の構造種類やリフォームの内容によって、出来ること・出来ないことがありますので、まずはリフォームの基礎として、知っておくべき内容をご紹介します。

目次

建物の構造種類

木造軸組構法


木で骨組みをつくる日本の伝統的な工法を発達させた構法。在来工法とも呼ばれる。主に建物の荷重を柱と梁(柱と柱をつなぐ水平の材)で支え、地震などの横方向の力に筋かい(柱と柱の間を斜めにつなぐ材)で抵抗する構造です。柱・梁・筋かいの軸組で建物を支える構造のため、壁の撤去や移動などは比較的自由にできます。

 

枠組壁構法

(2×4、2×6工法)

壁(面)で建物を支える構造になるため、鉄骨造や在来工法と比べ、壁を取り除くなどの間取り変更の自由度は低くなります。ドアや窓の移動・増設も、壁の強度を弱めるので制限されがちです。

 

プレハブ工法(鉄骨系・木質系)



あらかじめ工場で加工した部材を現場で組み立てる工法。枠組壁構法と同様に面で建物を支えているのと、ハウスメーカーごとに独自の構造計算がなされているので、間取り変更には制限が多くなります。

 

鉄筋コンクリート造(RC造)

主材料がコンクリートになるので、木造住宅と比べ耐火性と耐久性がある一方、リフォームで壁を解体する際に手間やコストがかかります。新たに開口部を設けることが難しいので、リフォームが制限されがちです。

 

続いて、構造や間取りと関連する箇所における出来ること、出来ないことをご紹介します。

構造や間取りでできる・できないこと

1・トップライト(天窓)を作る ⇒ ◎できる

よほど大きな窓でない限り可能です。雨漏りしないよう防水処理が大切です。明るさがしっかり得られる分、夏の日差し=暑さも浴びるという側面があるため、熱気を排出する空気の循環や断熱を考慮しましょう。

 

2・窓の移動・増設 ⇒ △できない場合も

建物を支えるのに必要な壁(耐力壁)かどうかで可否が分かれます。耐力壁であれば、基本的に新たに窓を設けることは難しくなります。

 

3・和室から洋室への変更 ⇒ ◎できる

比較的安易ですが、畳の厚みは約5cm、フローリングは1.2~1.5cmが一般的なので、床の段差を解消する下地を組む必要があり、思いの他費用がかかる場合も。

 

4・間取りの変更 ⇒ △できない場合も

間取り変更の自由度は、建物の構法によって異なります。木造軸組み構法は自由度が高いですが、2×4構法やプレハブ工法、RC造などは制限が多くなります。

 

5・吹抜けをつくる ⇒ △できない場合も

上層階の床の一部を取り除く必要があるため、その部分が影響しないのであれば可能です。上下階がつながることで光熱費がかかる、上階の窓や電灯の掃除が難しくなるなどのデメリットもあります。

 

次に、水廻りにおける出来ること、出来ないことを見て行きましょう。

水まわりのできる・できないこと

マンションに比べ水廻りの変更に制約は少ないですが、既存の給排水配管があるので、大幅に位置を変更する場合、配線・配管経路の見直しが必要な分費用も上がります。

 

6・キッチンをI型からL型に変える・壁向きを変えて対面式にする ⇒ ◎できる

型や向きを変えること自体特に問題はありませんが、形が変わることで、通路幅や作業スペース、ダイニングとのかねあいなど、その周囲の使い勝手を考慮しましょう。

 

7・ガスコンロからIH・オール電化に ⇒ ◎できる

比較的簡単にできますが、現在使っている鍋やフライパンがIH対応でない場合は買い替えが必要になります。電化に必要な電源200Vに満たない古い建物の場合は、専用の200V用電線を引き込む工事が必要となるため、費用が別途かかります。オール電化用タンク設置スペースが敷地内に必要な場合もあります。

 

8・上階にお風呂やキッチンを設ける ⇒ △できない場合も

水圧…水を上げるのに十分な水圧があるか確認が必要。

荷重…浴室には水の重みも加わるので、床の補強が必要になることも。

水音…木造の場合、真下に寝室がある場合は、水音が気になるかもしれません。

排水…傾斜が必要なので、階下の天井高に段差が出てしまう場合があります。

介護…将来、介護が必要になった際も問題がないか検討が必要。

 

9・コンセントの増減・移動 ⇒ ◎できる

比較的自由にできます。ただし、増設により電力使用量が増えすぎるとブレーカーが落ちやすくなるので注意が必要です。コンセントの位置は、暮らし始めてから意外と「ここにつけておけばよかった」と気がつく場合が多いので、“どのような家電をどういう時にどこで使いたいのか”プラン時にできるだけイメージを膨らませて、担当者に相談しておくことをお勧めします。

 

コンセントは使い勝手のいい位置・高さ・個数を検討しておくことが大切

○キッチンまわりの家電(炊飯器の他、珈琲メーカーやハンドミキサーなども)をどこに置くか?

○毎日の携帯充電、オーディオやパソコン位置は?

○冬場、暖房器具を洗面所やトイレ前に設けたい?

○卓上電気鍋やホットプレート使用時のダイニングテーブルまわりはどうする?

○掃除機をかける場合の電源位置、コードレスの場合の充電場所は?

○クリスマスなどイベント時につけたい装飾用ランプはどこにする?

法的規制が伴うもの

住宅には、建築基準法が適用されます。場合によっては、リフォームでも確認申請を提出することが必要となります。

 

10・屋根裏部屋・ロフトをつくる、小屋裏を利用して物置をつくる ⇒ ◎できる

新たに部屋をつくるのは、法的許容面積(※容積率)を超えなければ問題ありません。気をつけたいのが、断熱と換気です。熱気は上方へ向かうので、屋根に近い空間は熱がこもりがちです。憧れのロフトが暑すぎて物置に…とならないよう、断熱材や空調設備を入れるなど考慮しましょう。

 

※容積率とは・・・建物の延床面積/敷地面積。高さが1.4m以内かつその階の1/2以下の面積であれば、部屋としてみなされず容積率には影響しない。

 

11・増築(例:平屋から2階建てにしたい。2階のベランダを潰して部屋を増やしたい) ⇒ △できない場合も

敷地に対して建てられる建物の大きさに上限があるため(※容積率・建ぺい率)、法的許容範囲を超える場合はできません。また、床面積が10㎡を超える場合は、建築確認申請が必要になります。上階を増築する場合は、構造的補強の検討も必要です。

 

※建ぺい率とは・・・建物の建築面積/敷地面積。地域によって制限割合が違う。

 

12・減築(例:2階から1階のみの家にする。部屋数を減らしたい) ⇒ ◎できる

増築と違い、減築は法的な規制もないため、構造上問題がなければ可能です。

 

詳しくは▶広島リフォーム編集部おススメの会社に相談をして、やりたいことが出来るかどうかを確認して見て下さい。

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