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COLUMN

相見積もりはリフォームの失敗につながりやすい!?

相見積もりは、最低3社は取ろうと言われるようですが、本当に正しいのでしょうか?

○相見積もりは施主とリフォーム会社の駆け引きを生み出す

価格を安くすることを目的に、複数のリフォーム会社に相見積もりを依頼する人が増えているようです。相見積もりを3社へ依頼しようと呼び掛けている広告なども影響し、「相見積もりが当たり前」という状況になっているように取材を通じて感じます。

 

相見積もりは、本来はリフォーム会社から提示された金額が適正か分からないので、別の会社に、同じ工事内容で見積りを依頼することを指します。

 

しかし、最近の相見積もりは、同じ工事内容で依頼するのではなく、プランも含めた見積り依頼になっています。3社にキッチンリフォームを依頼した場合を例に考えてみたいと思います。

 

【例】

施主(仮にAさんとします)のご要望は、壁付きのキッチンを対面キッチンにしたいというマンションリフォームの場合です。

 

▼1社目

1社目は施主のご要望を一通り聞いた担当者が、「分かりました。では、後日キッチンのお見積りをお持ちします」と言ったので、Aさんはまず見積りの依頼をしました。

 

▼2社目

見積りの依頼をすると「対面キッチンにした場合、通路が狭くなります。通常は2550mm(2m55cm)のキッチン幅になるのですが、今回は2400mm(2m40㎝)にしてはどうでしょうか?あるいは、L型というL字になったキッチンも良いのではないでしょうか?L字の場合、キッチンサイズも今とほとんど変わりませんよ」という提案を受けました。良い提案を受けたと思ったAさんに、担当者は「ではI型とL型の両方でお見積りを出しましょう」と言ってくれたので、その内容でAさんは依頼をしました。

 

▼3社目

見積りの依頼をする際に、Aさんは対面キッチンにしたいので、L型キッチンで見積りを依頼したい旨を担当者に告げました。すると、「2社目の会社は、どういったメーカーのキッチンを提案すると言われていましたか?」と聞いてきました。

 

これが駆け引きです。相見積もりを依頼されるということは、価格の安さという点で発注する会社を決めると3社目の担当者は思います。そうなると、2社目の提案するキッチンについて、詳しくヒアリングを行い、「同じキッチンでも安く提案ができるか?違うメーカーで機能は若干落ちるが、価格の安いキッチンを提案するべきか?」といった点を考えます。

 

今回のケースでは、1社目は全く提案をしてくれず、Aさんの要望に対する見積りしかしませんでしたので、1社目へ依頼することはなくなりました。

2社目は非常に良い提案をしてくれました。

3社目は2社目と同じ内容で、価格が安いキッチンを提案しました。

 

さて、いかがでしょうか?

 

3社目が提案したキッチンはAさんの使い勝手が良いものかは分かりません。

また、2社目が提案したプランをそのまま使い、金額の安い提案をしただけとも言えます。結局Aさんは価格の安さにひかれて3社目に発注をしたのですが、工事の品質や契約後の担当者の対応に不満を持つ結果となったようです。価格の安さを売りにしていただけでした。

 

Aさんは、壁付きのキッチンだと孤独感があり、対面キッチンにすることで明るくしたいと思い、リフォームを依頼しました。さらにキッチンの引出しは収納量が豊富で使いやすく、掃除のしやすいものにしたいと思っていましたが、相見積りを依頼した結果、安く済んだだけで理想のリフォームは実現できず、不満が残る結果となりました。

 

これが相見積もりの功罪です。相見積もりというのは、「価格が判断基準になる」とリフォーム会社に伝えているのと同じです。そのため、リフォーム会社も契約を取るための駆け引きを行うことになるのです。

 

そこで、相見積もりではなく、まずはリフォーム会社に相談をすることから始めましょう。複数の会社に相談をし、提案内容や対応の様子を見て見ましょう。

その中で、この担当者が信頼できると思ってから、見積りの依頼をするのが良いでしょう。その際は相見積もりにするのではなく、1社のみに依頼をして下さい。しっかりと思いを伝えると、担当者も一生懸命プランニングをし、ご要望に応える見積りを提示してくれると思います。

 

HIROSHIMA REFORM編集部では、“頼れるリフォーム会社”というのをこちらよりご紹介しています。どの会社も提案力が高く、お客様の暮らしをより良くするための提案を行う会社ばかりですので、安心してご相談下さい。

 

最後になりますが、理想のリフォームを実現するためにも、相見積もりは止めましょう。まずはリフォーム会社に相談をして、信頼できる担当者が見つかってから、その会社のみに見積りを依頼しましょう。これが成功するリフォームの秘訣です。