リフォームの知識

【住みながらのリフォーム】注意点とは?

編集長ミッツ
編集長ミッツ
みなさん、「リフォーム工事中の生活は大変だった」
と感じるお客様が多いのはご存知ですか?
音や、ほこりなんかが大変なんでしょうか?
キャサリン
キャサリン
編集長ミッツ
編集長ミッツ
そうだね。でもそれだけじゃないよ。
「リフォーム中は我慢の連続」
というお客様もいらっしゃったように、
たくさんの制限があるんだ。
えっ!そんなにですか!?
少しでもストレスを軽減させるコツを教えてください!
キャサリン
キャサリン

住みながらリフォームするデメリット

デメリットは4つです。

  • 1・家の中全体が養生まみれになる
    2・思っていたより工事のほこりや騒音が大きい
    3・食事やお風呂など生活が制限される
    4・どんな職人がいつ来るか分からないストレスを感じる

1・工事を行うにあたり、リフォームをする箇所と職人が移動する箇所は汚れやキズから守るために養生を行います。シートやビニール、マスキングテープなどを使って保護するのですが、工事が終わるまではこの状態が続きます。いつもと違って、室内がブルーシートやビニールで覆われている状態に気が滅入ることもあるようです。

2・工事中はほこりが出るものですし、音がうるさくなるのは仕方がないことです。分かってはいるものの、思っていた以上に気になってしまうものです。また、ビニールで養生をしていてもほこりがついたりするので、我慢が必要です。

3・お風呂やキッチンをリフォームする場合は、1週間近く使えなくなります。その間は食事やお風呂が制限されます。外食にする、惣菜を買って済ます、近くの銭湯に行く、体を濡れタオルだけで拭いて過ごすといった対応策を考える必要があります。

4・リフォームでは多くの職人が出入りします。知らない人が数多く出入りすることにストレスを感じる方もいるでしょう。また、どのタイミングで職人が来るかも分からないので、「いつ来るのだろうか?」といった不安を感じる方もいるでしょう。

住みながらリフォームするメリット

デメリットもありますが、住みながらの場合はもちろんメリットもあります。

  • 1・生活はそのまま
    2・引っ越しや仮住まいの費用が要らない
    3・工事の様子を確認できる

1・リフォームのために引っ越しをすると生活環境が変わります。荷物の整理や移動も必要なため時間と手間がかかります。また、子供の通勤や通学、日々の買い物といった環境にも影響が出ますが、住みながらのリフォームだとこういった点は問題になりません

2・借り住まいをすると引っ越し費用と家賃がかかりますが、住みながらリフォームすればその費用を抑えることが出来ます

3・工事の進捗状況が常に見られるので、工事途中に要望と違う点に気づいたら、すぐに指摘をすることができるのがメリットと言えます。工事が終わった後に、要望と違う点に気づいて指摘をすると、再度職人などの手配をしないといけないので、対応に時間がかかることがあります。

 

住みながらリフォームをする際の注意点

まずは、リフォーム会社から工程表(工事のスケジュール)を出してもらい、具体的な工事内容を確認しておきましょう。特にキッチン、お風呂、トイレ、洗面室をリフォームする際は、いつまで使えなくなるのかを把握し、その対策を考えましょう。

キッチンが使えない場合の対処方法
〇冷凍食品やお惣菜を買い、キッチンを使わない対応を考える。
〇キッチンで水が使えないので、洗い物がある場合は洗面所で行う。
〇洗い物をしたくない場合は、使い捨ての紙皿やコップなどの準備をする。
〇キッチンを工事しているとダイニングも一部養生がされているので、どこで食事を取るかは事前に考えておく。
〇キッチンが使えないことを割り切って、出前か外食を利用する。

お風呂が使えない場合の対処方法
〇銭湯などを利用する。
〇スポーツクラブなどのお風呂を利用する。
〇使えない期間が長い場合は仮設シャワーや浴室を設置してもらう(費用はかかります)。
〇工事期間中のみ、別の親族(親・兄弟)の家でお風呂を使わせてもらう。
〇洗面所で髪だけを洗い、体はタオルで拭く。

洗面室が使えない場合の対処方法
洗面化粧台の交換だけなら1日で使える場合が多いので、それほど不便ではありませんが、洗面脱衣室を含めてリフォームする場合は工期がかかります。
〇手洗い・歯磨きなどはキッチンを使って対応。
〇脱衣は簡易のカーテンレールを取りつけて対応。
〇洗濯機は水道と連結させる場所に移動して利用するか、コインランドリーを利用する。
〇工事期間中は洗濯をしない。

トイレが使えない場合の対処方法
トイレの交換だけなら1日・2日で終わりますが、内装にこだわる場合や位置を変える場合には日数がかかります。
〇戸建の場合は2階のトイレがあれば問題なし。
〇仮設トイレを設置してもらう(ただし、費用がかかります)。
〇マンションの場合は、管理室のトイレを使えるか相談をしてみる。

配慮ある現場監督が工事を担当すると安心

住みながらのリフォームは、対応する会社がお客さまに対する配慮を持っているかどうかで、対応が随分変わるものです。

リフォームの工事は、現場監督が担当するのが一般的です。

現場監督が
「今日は11時頃より音がうるさくなります。ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。」
といった声かけをしてくれるとストレスも和らぎます。

リフォームの契約前に現場監督のことを気にすることはないと思いますが、住みながらの工事をする場合は大切なポイントです。

参考記事がありますので、どうぞご覧ください。

この記事の監修

平原 充明

HIROSHIMA REFORM 編集長。インテリアコーディネーター、住空間収納プランナーの資格を保有。広島リフォーム相談カウンターの運営も行う。

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