リフォーム会社探しに
お悩みなら

リフォームを考えている方の中には、「住みながら工事を進められるのか?」と疑問に思う方も多いでしょう。本コラムでは、住みながらできる工事・できない工事や住みながらリフォームする際の注意点について分かりやすく解説します。仮住まい先の例も紹介するので、工事中の過ごし方について悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
全てのリフォームが住みながら行えるわけではありません。こちらでは、住みながらリフォームできる工事と、できない工事の具体例を挙げて解説していきます。
住みながらのリフォームが「できる工事」は、以下の通りです。
上記のように、家全体ではなく部分的なリフォームの場合は、住みながら行えると考えて良いでしょう。
住みながらのリフォームが「できない工事」は、以下の通りです。
上記のような家全体に関わる変更は、住みながらのリフォームが難しいといえます。
住みながらのリフォームにかかる期間の目安は、以下の通りです。
工事内容 | 工期 |
---|---|
キッチンの交換 | 3~10日 |
トイレの交換 | 半日~2日 |
浴室の交換 | 3~10日 |
小規模な床・壁紙の張り替え | 1~3日 |
屋根・外壁の塗装 | 7~21日 |
門扉交換・ウッドデッキの設置 | 1~5日 |
リフォームにかかる期間が長い場合、工事中の家に住むときに感じるストレスも大きくなりやすいので、完了までの期間をリフォーム会社へ確認しましょう。
リフォームの費用や工期については、こちらの記事で詳しく解説しています。
費用&工期一覧表【屋根・外壁・エクステリア・窓・玄関】
リフォーム費用&工期一覧表 【内装・水廻り/床・壁・収納・断熱など】
住みながらリフォームをするメリットは、以下の3つです。
引っ越しや仮住まいが必要になる場合、引っ越し費用に10万円以上、仮住まい費用に月10万円程度といったコストがかかります。
しかし、住みながらリフォームができればこれらのコストが発生しないうえ、普段の仕事や家事で時間のない中、仮住まいを探したり引っ越し準備をしたりする手間もかかりません。
住みながらリフォームをすれば、工事中の進捗や様子を近くで見られるため、リフォームに対する安心感が高まります。
常に近くで見ていれば、疑問があったときに職人へ伝えることができ、「希望の仕上がりと異なるかも」といった心配も解消できるでしょう。
住みながらのリフォームは、防犯対策にも有効です。リフォーム中は数多くの人が出入りするため、職人に紛れて空き巣に入られるというケースも珍しくありません。
しかし、住みながらのリフォームであれば自宅で監視できるので、空き巣対策になります。
住みながらリフォームをするデメリットは、以下の3つです。
リフォーム中は、床や家具などがブルーシートやビニールで覆われたり、多くの職人が出入りしたりするなど、普段と異なる環境での生活になります。
また、工事中の騒音や埃が気になることもあるかもしれません。埃を吸い込まないように家の中でもマスクをしたり、耳栓をしてストレスを軽減したりするなどの対策を取るとよいでしょう。
デメリット2.キッチン・トイレ・お風呂が使えなくなることもある
キッチン・トイレ・お風呂が使えない工事の場合、外食をしたり銭湯を利用したりするなどで不便を感じることが多くなります。
例えば、キッチン交換の工期は1〜10日ほど。工事の間、当たり前ですがキッチンは使えません。そのため、後述する対処法を参考に、工事中の過ごし方を考えておきましょう。
丁寧な作業のために工事日数や人数が増え、費用が上がるケースもあります。
住まい手が住んでいる場合、住まい手の生活スペースを確保しなければなりません。一度にすべての工事を進められず部分的に工事を進めることになったり、生活リズムに配慮して作業時間が限られたりすると、工期が伸びることがあります。
住みながらリフォームをおこなうと通常よりも工期が長い傾向にあり、また養生や清掃の手間が増えることで人件費がかかるケースもあるため注意が必要です。
住みながらリフォームをするときに注意すべきポイントは、以下の4つです。
住みながらリフォームをする際は、家族の予定を確認してから負担の少ない時期を選ぶことをおすすめします。そのため、以下の時期は避けるのが無難といえます。
リフォーム工事中は、騒音や振動により家の中が落ち着きません。また、職人の出入りも頻繁にあるため、受験勉強の時期は大きな負担になる可能性があります。
そして、リフォームの工事内容によってはエアコンや給湯設備の使用が制限されます。夏にエアコンが使えないと熱中症のリスクが高まり、冬に給湯設備が止まると冷たい水しか使えません。
住みながらリフォームをおこなう場合は、家族の予定と照らし合わせて負担の少ない時期を選ぶことが大切です。
リフォーム前には、工事が円滑に進められるように家具などを移動させましょう。工事をする場所に家具などが残っていると作業がしにくくなり、工事が遅れる原因になります。事前に家具などを移動させておくことで作業もスムーズに進みます。
大きくて重量のある家電などを移動する際は、無理に自分で行わずリフォーム会社にサポートを依頼するのがおすすめです。その際、移動する部屋は確保しておきましょう。もしスペースが確保できない場合は、一時的にトランクルームを利用するのも一つの方法です。
水回りのリフォームがある場合の対処方法は以下のとおりです。使えない期間をしっかりと確認しておきましょう。
小さな子どもがいる家庭では、騒音や埃など、普段と異なる生活をしなくてはいけないため、住みながらのリフォームは慎重な判断が必要です。
工事現場には、工具や資材が置かれています。他にも、釘や木くず、粉じんといった危険なものが多く、子どもが触ってケガをする可能性があります。また、工事の騒音や振動で生活リズムが乱れたり普段通りの生活ができずにストレスを感じたり…。塗料や粉じんの臭いも気をつけたいポイントです。
小さな子どもがいる場合は以下の対策をとり、安全に工事が進められるようにしましょう。
リフォーム工事が始まるまでに準備しておきたいことについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
住みながらのリフォームが難しいときは、以下のような仮住まい先があります。
実家や親せきの家は費用をおさえられる一方で、距離が遠いと通学や通勤が大変になることがあり注意が必要です。ウィークリーマンションや短期賃貸物件は、費用はかかりますが、家具・家電付きの物件が多く、すぐに生活を始められます。
ホテルは短期間の仮住まいに適しており、食事や清掃サービスを利用できるため、手間を減らしたい方におすすめです。ただし、長期滞在するとその分費用も高くなり、賃貸などと比較して割高になるケースもある点を留意しましょう。
今回は、住みながらのリフォームが「できる工事」と「できない工事」をご紹介しました。
住みながらリフォームができる場合でも、生活環境が変化したり水廻りが使えなくなったりするため、リフォーム中の対策を考えておく必要があるでしょう。
「広島県で住みながらのリフォームを検討している」という方は、当サイトで紹介しているリフォーム会社にご相談ください。
当サイトでは、広島の頼れる優良会社を厳選して紹介しています。会社の特徴だけではなく、建物別の受注比率も紹介しているので会社選びの参考にしてください。
また、どの会社が自分に合うかわからないという方には、広島リフォーム相談カウンターの利用がおすすめです。要望をお聞きした上であなたにぴったりな1社をご紹介します。相談は無料です。ぜひご活用ください。