相談カウンターのブログ
【戸建て】空き家になっている実家をリフォームしたい
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今回は、全面リフォームの相談に来られた事例についてご紹介致します。
ご相談事例
広島市 築40年 戸建て全面リフォーム M様
物件概要と現在の暮らし
実家が10年空き家になっており、半年に1度の剪定や定期的に風通しなどをしているが、なんとか活用したい。現在はマンションに暮らしているが、実家に家族全員で移るためにリフォームか建て替えを検討しているとのことでした。
予算
2000万円前後～5000万円
相談内容
実家をリフォームするか、賃貸併用の建て替えか、あるいは賃貸なしの建て替えか3パターンで悩まれていました。
1・賃貸併用の建て替え
2階部分を賃貸住宅にすることで家賃収入を考慮した新築を建てることができる。しかし、家族から知らない人が上の階に暮らすことになる点に不安を覚え、かつ音の問題が気になるという声が上がっているとのこと。また、賃貸にしたとしても設定した家賃通りで入居してもらえるか分からない点を考慮すると、リスクが高い選択と感じていました。
2・賃貸なしの建て替え
ハウスメーカーに見積りを出してもらったところ、単純に建替えると3000万円前後はかかるとのことでした。新しく建てることで地震に対する不安も解消されますが、ここまで費用をかけることに躊躇されていました。
3・全面リフォーム
コスト面から考えるとリフォームを選択したいけれど、耐震面が不安でした。耐震補強のリフォームをすることで予算が建て替えとあまり変わらない金額になるのであれば、リフォームは選択しづらいと感じられていました。
住宅展示場や不動産会社の数社に相談をされており、そのほとんどが建て替えを推奨してきたそうです。そこで、リフォームのメリット・デメリットを客観的に聞きたいと思い、リフォーム相談カウンターに来られました。
下記記事もご覧になったとのことでした。
編集長の平原が要望を伺いご紹介した会社
築年数が40年の建物なので、住宅展示場や不動産会社で建て替えを推奨されるのは当然と感じました。
ただ、築40年と言えども建物の状態次第では、リフォームでも耐震補強を行った上で建て替えよりもコストを抑えることが可能です。
そこで、性能の高い新築を手掛け、かつ耐震補強にも精通ししており、さらにインスペクションという建物診断を行うことができる工務店を紹介しました。
インスペクションとは、専門の道具を使って、
1・基礎の状態
2・床下の点検口をチェック
3・床・壁・柱の傾き
4・天井・小屋裏・壁の雨漏り
5・建具のすき間・開閉状態
6・外壁のひび割れ・劣化
7・バルコニーの劣化・欠損
8・屋根の劣化・破損
などを調査して行きます。
インスペクションを行うことで、客観的に建物状態を把握することができます。建物状態が良くない場合は、建て替えることが最善ですし、逆に建物状態が良いのであればリフォームを選択することが可能です。
築40年だから建て替えではなく、まずは現状をしっかり把握した上で、建て替えかリフォームかを提案できる会社を紹介したという訳です。
インスペクションに関しては下記記事も参考になります。
お客さまの声
ご紹介頂きありがとうございました。現在、見積りを頂いて、これから細かく打ち合わせをして頂くところです。（相談してどうでしたか、の問いに）「まあまあ良かった」にチェックを入れたのは、まだこれからの段階の為です。現状では建物もしっかり見て頂き、リフォームについての詳しい話も聞けましたし、私が悩んでいる事についても、しっかり受け止めて頂き、不安を感じる事もなく、商談を進めて頂いております。
まとめ
ご紹介した会社で不安を感じる事もなく、商談が進んでいることに嬉しく思います。
家づくりに対する考え方は会社によって異なります。築40年だからといって建て替えしか提案をしない会社もあれば、リフォームも選択肢に踏まえた提案を行う会社もあります。
リフォームを行う方のご要望に応じて、最適な会社があります。
広島リフォーム相談カウンターでは、10年以上広島でリフォーム取材をしてきた経験を活かして、会社をご紹介しています。
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