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【湿気対策】床下の湿気に困ってます。どんな対処方法がある?

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今回は築30年の一戸建てで床下の湿気にお悩みの方の相談事例をご紹介いたします。

ご相談事例
広島市  築30年戸建て 床下対策リフォーム O様(50代ご夫婦と息子様ご家族)

リフォームのきっかけ
築30年の一戸建てに住んでいるものの床下から湿気が上がってくることが多く、1階の和室は畳がカビにやられることが多いので、何とかしたいと考えている。

また、1階和室の天井に雨染みがあり、どこからか雨漏りしていると思われる。

このほか、洗面脱衣室や浴室の老朽化も気になるが、床下を何とかしたい。

予算
200万円前後

ご相談の内容
湿気が気になるけれど、リフォームで湿気対策が可能かを知りたい。


(※写真は別現場のイメージ写真です)

また、湿気対策ができる場合はどのような段取りになるかを知りたい。

床下の湿気対策について
ご相談頂いた内容をもとに、リフォーム会社に相談をしたところ、下記の3つの対策が考えられることが分かりました。

 

1案目
床下に換気扇のみを設置

床下の風通しを良くすることで、ある程度湿気の緩和に繋がります。家の状況によって異なりますが、換気扇は3個以上の設置が望ましいようです。ただ、基本は消耗品なので10年ごとに交換するものとなります。

 

2案目
床下に防湿シートを敷く

O様の床下の基礎は土が見えている状態なので、基礎以外の土からは湿気が上がります。これを防ぐには簡易的に防湿シートと呼ばれるものを土の上に敷いて、フックで押さえる方法があります。


(※写真は別現場のイメージ写真)

ある程度湿気を抑えられそうな印象はありますが、土とシートの間にかなり水が溜まります。また、フックで抑えてはいるものの、完全に密閉されているわけではないので、湿気が上がってきます。効果は薄いものの、コストを抑えた対策の一つではあります。

 

3案目
防湿シートの上にコンクリートを打つ

防湿シートを敷いただけでは効果が薄いので、その上にコンクリートを打つ方法が最も効果が高いです。


(※写真は別現場のイメージ写真)

ただ、和室の床下だけでは効果が薄いため、他の1階の部屋にも施工する必要があります。和室なら床の剥ぎ取りは問題ありませんが、洋室では簡単にとはいきません。台所に床下収納があれば、作業はし易くなります。

ただ、湿気の多い浴室などは基礎に覆われており、作業は困難を極めます。そのため、浴室改修工事を同時に行うことが望ましいとのことです。

コンクリートを打つだけでも、2週間以上の工期が最低でもかかります。

 

お客さまの声

床下の対策をするには建て替えないといけないのか、と思っていましたけどリフォームでもできるということが分かって良かったです。

また、床下だけでなく、その他の工事と一緒にやった方が良いというのも分かりました。

リフォームをしたいと思っていますが、床下をやるとなると1階ではしばらく過ごすことができないので、その期間中の暮らしをどうしようかなと思っています。

まずは、今後のリフォーム計画と工事中の過ごし方についてしっかり考えたいと思います。

 

まとめ

床下の対策は換気扇を設置し、防湿シート敷いて、コンクリートを打つというのが最も効果の高い方法です。ただ、それなりに費用のかかるので、その他の工事も含めてしっかりと計画を立てられることが良いと思いました。

今回のケースではずっと湿気に悩んできたとのことなので、一度インスペクション(建物診断)をしてもらうことが良いと思います。

床下や小屋裏など、目に見えにくい箇所をしっかりとチェックしてもらい、今の建物がどんな状態かを把握するのです。

これをしておくと、これから必要となるリフォームの目安が分かるので安心です。

長く快適に暮らすためにリフォームをするなら、築30年前後の建物にはインスペクションがおすすめです。

インスペクションについては、下記をご覧ください。

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