リフォームの知識




- 目次
- 1.リフォーム会社選びが重要な理由
- 2.リフォーム会社の種類とは?
- 3.リフォーム会社選びで押さえるべきポイント【8選】
- ポイント1:リフォーム内容に合った実績があるか
- ポイント2:どんな資格を持っているか
- ポイント3:建設業許可を取得しているか
- ポイント4:どのような保証やアフターサービスがあるか
- ポイント5:リフォーム協会などの団体に加盟しているか
- ポイント6:担当者は信頼できるか
- ポイント7:質問に対してわかりやすく答えてくれるか
- ポイント8:希望に合った提案をしてくれるか
- 4.HIROSHIMA REFORMを使った会社の探し方【5ステップ】
- 5.リフォーム会社選びに迷ったら、まとめ
1.リフォーム会社選びが重要な理由
リフォームが成功するかどうかは、選ぶリフォーム会社によって決まると言っても過言ではありません。そのため、リフォーム会社選びはとても重要です。リフォーム会社を選ぶ際は以下の点に注意しましょう。
- 会社選びの注意点
- ・リフォーム会社によって強みがある
- ・口コミで選ぶと自分の好みに合わないことがある
- ・知名度で選ぶと予算感が合わないことがある
- ・価格で選ぶと満足感の低下につながることがある
リフォーム会社には得意分野があり、水まわりの設備に詳しい会社やインテリアのコーディネートまで対応する会社などさまざまなため、リフォームの内容によって会社選びをするのが大切です。
また、口コミで会社選びをすると「自分には合わなかった」と感じることもありますし、知名度の高さだけで選ぶとブランド価値により高額になってしまうことなども考えられます。
見積もり価格を重視する方もいますが、「大きな値引きに魅力を感じて契約した後、追加費用が発生した」など、満足できないリフォームになるケースもあるので、注意しましょう。
2.リフォーム会社の種類とは?
リフォーム会社の種類としては、主に以下の6つが挙げられます。
会社の種類 | 規模や特徴 |
---|---|
大手ハウスメーカーのリフォーム会社 | ・数多くの施工実績から、施工体制や施工品質が統一されている ・数多くの新築工事をおこなっているため、リフォームの顧客はOBが中心(OB以外も依頼可能) |
地元ビルダーのリフォーム会社 | ・地元に根ざして事業を展開 ・組織体制がしっかり構築されている ・工務店よりも規模が大きい |
工務店 | ・地元に根ざして事業を展開 ・木造住宅の間取り変更を伴うリフォームに強い |
リフォーム専門店 | ・新築を建てる工務店ではなく、増改築や改修工事を専門とする会社 ・部分的な修繕や改修工事を多く手掛ける ・実績が豊富にある会社は、間取り変更を伴うリフォームやリノベーションもおこなう |
家電量販店 | ・工期の短い水廻りなどの設備交換に特化したリフォームが中心 ・設備を大量に仕入れるため、価格は安い ・担当者によって建築に関する知識に差がある |
ホームセンター | ・設備を大量に仕入れるため、価格は安い ・担当者によって建築に関する知識に差がある |
地元ビルダーと工務店はどちらも地元に根ざした事業展開をおこなう会社ですが、その違いは新築の年間棟数にあります。新築の年間棟数が50棟以上なら地元ビルダー、50棟以下なら工務店と呼ばれます。
家電量販店やホームセンターは比較的安価でリフォームできますが、商品知識はあるものの建築に関する知識に差があるため、担当者がリフォームに詳しいかどうかを見極めなければなりません。
このように、6種類の会社はそれぞれ規模や特徴が異なります。会社を選ぶときの参考にしてください。
リフォーム会社の6つの種類について、こちらの記事で詳しく解説しています。
リフォーム会社は6つの種類に分かれる|広島リフォーム
3.リフォーム会社選びで押さえるべきポイント【8選】
リフォーム会社選びで押さえるべきポイント8選は、以下のとおりです。
- 会社選びのポイント
- 1.リフォーム内容に合った実績があるか
- 2.どんな資格を持っているか
- 3.建設業許可を取得しているか
- 4.どのような保証やアフターサービスがあるか
- 5.リフォーム協会などの団体に加盟しているか
- 6.担当者は信頼できるか
- 7.質問に対してわかりやすく答えてくれるか
- 8.希望に合った提案をしてくれるか
こちらでは、上記8つのポイントについて解説します。
リフォーム会社選びをする際は、希望内容に合った実績があるかをチェックしましょう。
「外壁や屋根のリフォーム」「バリアフリーリフォーム」「省エネリフォーム」「マンションリフォーム」など希望リフォームの実績があると、経験に基づく提案をしてもらえます。
実績を確認することで得意な業者に任せられるうえ、マンションリフォームでの管理規約違反や、予定外の追加費用発生などを避けられるメリットがあります。
リフォーム会社を選ぶ際、以下のような資格を持っているかを確認するのもポイントです。
建物の設計に関わる資格 | ・一級建築士 ・二級建築士 |
工事の安全と品質の確保に関わる資格 | ・建築施工管理技士 ・石綿作業主任者 |
建物の耐震性能に関わる資格 | ・耐震診断資格者 ・耐震改修技術者 |
デザインに関わる資格 | ・インテリアコーディネーター ・インテリアプランナー ・カラーコーディネーター |
高齢者・障碍者の住環境に関わる資格 | ・福祉住環境コーディネーター |
リフォームのアドバイスに関する資格 | ・増改築相談員 |
建物の状況調査に関する資格 | ・既存住宅状況調査技術者 |
不動産の売買や賃貸の仲介に関わる資格 | ・宅地建物取引士 |
資金計画に関わる資格 | ・ファイナンシャル・プランナー |
上記のような資格を保有しているかを確認することで、それぞれの分野で質の高い提案や工事などが期待できます。
気になるリフォーム会社が、建設業の許可を受けているかどうかも確認してみましょう。
建設業許可とは、建設業を営むために必要な営業許可のことです。リフォームの場合、500万円未満の工事であれば建設業の許可がない会社でも工事ができるため、建築に関する知識や経験がない会社に任せてトラブルになるというケースがあります。
技術のある会社を選ぶためにも、リフォーム会社のホームページにて「建設業の許可番号」があるかを確認するのがおすすめです。
リフォーム後のトラブルに備えて、どのような保証やアフターサービスがあるかのチェックも欠かせません。リフォーム会社を選定する際は、商品や工事に問題があったときの保証を確認しましょう。
保証には、設備機器の品質を保証するメーカー保証と、工事の品質を保証する工事保証の2種類があります。補償の範囲や期間は会社によって千差万別。保証のない会社もあるため、注意しなければなりません。
また、万一の備えとして「リフォーム瑕疵保険」に登録している業者を選ぶことも一押しです。リフォーム瑕疵保険は、瑕疵が見つかった場合に補修工事の費用が支払われたり、リフォーム会社が倒産した場合にも保険金が支払われたりなどのメリットがある保険です。
住宅リフォーム事業者団体に登録された団体やメーカーの運営するリフォームネットワークに加盟している会社の場合、品質や技術の維持が求められるため、信頼性の高いリフォームが期待できるといえます。
住宅リフォーム事業者団体に該当する団体例としては、以下などが挙げられます。
- 住宅リフォーム事業者団体の一例
- ・日本住宅リフォーム産業協会
- ・リノベーション住宅協議会
- ・ベターライフリフォーム協会 など
住宅リフォーム事業者団体に登録された団体に加盟しているリフォーム事業者は、こちらで確認できます。
住宅リフォーム事業者団体登録制度ホームページ:https://www.j-reform.com/reform-dantai/kensaku.php
そして、住宅設備・建材メーカーが運営するリフォームネットワークに該当する例としては、以下などが挙げられます。
- 住宅設備・建材メーカーが運営するリフォームネットワークの一例
- ・TOTOリモデルクラブ
- ・パナソニックの住まいパートナーズ、PanasonicリフォームClub
- ・LIXILリフォームネット、LIXILフォームショップ
- ・クリナップのリフォーム 水まわり工房
- ・タカラパートナーショップ など
上記はほんの一例であり、この他にもリフォームネットワークは多数あります。

担当者の態度や発言が信頼できるかも、リフォーム会社選びにおいて大事なチェックポイントです。
担当者との信頼関係が築けなければ、「リフォームを任せて良いか不安」と感じる原因にもなってしまうので、気持ち良くやり取りできる人かどうかを判断してみましょう。
例えば、依頼主の要望を否定するような話し方をする担当者には要注意。建築について何も知らない素人と考えている人が取りやすい行動だからです。
また、リフォームした際のメリットだけを伝える担当者にも注意してください。メリットだけ伝えて契約を早くしたいと考えているのかも。メリットと同時にデメリットも伝えてくれる担当者だとより良い選択ができますし、後々デメリットを知って後悔することもありません。
信頼できる担当者の見極めポイントについて、こちらの記事で詳しく解説しています。
信頼できるリフォーム営業マンの見つけ方
リフォームの不明点に関する質問に対して、わかりやすく答えてくれるリフォーム会社かどうかも確認しましょう。
特に見積書は、項目ごとに「何のための費用なのか」を知っておかないと、要望していない工事費用が入っているなどのトラブルにもなりかねません。
細かな質問にも親身になって丁寧に回答してくれる会社であれば、信頼性が高いといえるでしょう。

こちらの大まかな希望に合わせて、具体的な提案をしてくれる会社を選ぶのもポイントです。希望したものしか提案してくれない会社ではなく、リフォーム後の生活やリスクも考えたうえで、真摯に提案してくれる会社を選ぶのが良いでしょう。
希望に合った具体的な提案をしてくれる会社は丁寧なヒアリングにこだわり、「どんな暮らしを望んでいるのか」という視点で要望を聞き出そうするため、依頼主にとって最適な提案ができます。また、予算に合わない場合でも、別の提案を示してくれることが期待できます。
4.HIROSHIMA REFORMを使った会社の探し方【5ステップ】
HIROSHIMA REFORMのホームページから広島のリフォーム会社を探す手順は、以下の5ステップです。
- HIROSHIMA REFORMで会社を探す手順
- ステップ1:会社一覧をクリック
- ステップ2:各会社の詳細ページを確認
- ステップ3:事例を見て提案力をチェック
- ステップ4:会社のホームページを確認後、問い合わせ
- ステップ5:会社探しに迷ったら、広島リフォーム相談カウンターを利用
HIROSHIMA REFORMでは、技術・経験・知識が豊富な広島のリフォーム会社を厳選して紹介しています。1社ずつ会社の詳細を確認するのもよいですが、強み別で会社を探すと希望するリフォームが得意な会社がすぐにわかるのでおすすめです。
もし、ステップ4まで進んでもどの会社がよいのかわからないという方は、ステップ5の広島リフォーム相談カウンターを利用してください。リフォームカウンセラーが、リフォーム内容に合った最適なリフォーム会社を紹介します。

広島リフォーム相談カウンターを利用するメリットについて、こちらの記事で詳しく解説しています。
広島リフォーム相談カウンターを利用するメリットとは?
5.リフォーム会社選びに迷ったら、まとめ
今回は、リフォーム会社選びで押さえるべきポイント8選など、リフォーム会社選びに役立つ情報についてご紹介しました。
ただし、いきなり会社を探すのではなく、事前にリフォームの希望を整理しておきましょう。自分のやりたいことが明確だと、ただやみくもに会社を探すよりも会社が探しやすくなります。
会社を探す際は、どんな建物を多く手がけているか、その会社の建築傾向もチェックしてください。リフォームはさまざまな状況に対応できる経験値が求められるため、依頼したい建物のリフォームを多くおこなっていることも大切なポイントだからです。
HIROSHIMA REFORMでは、広島のリフォーム会社の特徴だけでなく、建物別の受注比率も紹介しているので会社選びの参考にしてください。
また、広島でどの会社が自分に合うかわからないという方には、広島リフォーム相談カウンターの利用がおすすめです。要望をお聞きした上であなたにぴったりな1社をご紹介します。相談は無料です。ぜひご活用ください。