プレゼンテーション
同社は建設業許可に加えて1級建築士事務所として登録しており、図面や設計資料を細かく整えることで、職人に仕上がりのイメージを正確に伝えています。その結果、細部まで美しい空間づくりが可能になり、数々のコンクールでも高い評価を得ています。
同社は建設業許可に加えて1級建築士事務所として登録しており、図面や設計資料を細かく整えることで、職人に仕上がりのイメージを正確に伝えています。その結果、細部まで美しい空間づくりが可能になり、数々のコンクールでも高い評価を得ています。
古民家は伝統工法という特別な建築技法で建てられているので、木材を加工、組み立て、取り付ける工事は大工の経験や技能、知識が重要です。これらがないと表面を覆い隠すようなリフォームになります。同社は古民家の持つ歴史的背景や佇まいを尊重しながら、古き良き素材を活かす意匠や色味など経年の美しさを引き立たせる空間を、大工たちによってつくりあげます。
同社は自然素材、職人の技術を中心とした家造りをしています。それらは多岐に亘るので、基本となる主な仕様を設定し品質にばらつきが無いように標準仕様書を作成しています。
また、施工品質にも同じことが言えるので、一定の基準の為の現場チェックリストを作成しております。
現場の工事を記録したオリジナルの施工チェックリスト。工事のポイントを写真と文章でわかりやすく説明しています。
現代の木造建築は、工場で機械加工された構造材と新建材や既製品でつくられるのが主流のため、昔ながらの大工の技術はそれほど必要とは言えません。ですが、同社が多く手がける大規模リフォーム、中でも古民家再生は大工の経験と高い技術力が必要です。そのため、熟練の技が必要な伝統工法や宮大工としての豊富な経験を持つ熟練の職人たちが集まっています。
(写真左)伝統工法や宮大工の経験者が携わるので、木工事の技術・管理のスキル向上に役立っています。
(写真右)クギを使うことなく、木のクセも把握して部材に「キザミ」を入れ、木材同士をしっかりと組み合わせた継手で強度を保っています。