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【断熱対策】家が寒い。 どんなリフォーム会社に相談したら?

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よくあるリフォームの相談として、
「窓を閉めているのに家の中が寒い」
「風呂場やトイレが冷えて体にこたえる」などのお悩みがあります。

家を暖かく保つには、熱を逃がさない事が重要です。そのためには、窓、壁、床、天井などの断熱機能を高めるリフォームが必要です。

リフォームの際に、寒さについての悩みをリフォーム会社に伝えることは大切ですが、すべてのリフォーム会社が断熱リフォームを得意としているわけではないため、必ずしも最適な提案が上がってくるわけではありません。

そこで、ここでは寒さ対策の方法とリフォームのポイントを解説します。まとめとして、最後にどのような会社に相談したらよいかをご紹介します。

1.寒さ対策でもっとも効果のある方法は「窓」対策

家の中で一番の熱の出入り口となるのは「窓」です。
窓リフォームは、家の断熱性能を挙げるのに最も効果的なリフォームの一つと言えるでしょう。

今ある窓を生かして施工する簡易的で低コストなものから、高い断熱機能を備えた最新の設備に窓枠ごと交換するものまで、様々なリフォームが可能です。窓リフォームについてご紹介します。

■1・内窓(インナーサッシ)をつける


既存の窓の内側に、新しい窓サッシを取り付けます。比較的工期が短く、低コストで行うことができるというメリットがあります。断熱効果に加え、防犯・防音効果も期待でき、マンションなど窓枠の交換が難しい場合にも有効です。一方、窓の開け閉めや掃除の負担が増えるというデメリットも。

■2・複層ガラスにする


窓板を一枚ガラスから複層(ペア)ガラスに変更する方法です。窓と窓の間に空気の層を作ることで断熱効果が格段にアップします。暖房熱を外に逃がさず、同時に外からの冷気が伝わるのを防ぐことができるため、冷暖房の効率も良くなり省エネ効果も。外気の影響を受けにくいため、結露対策にも効果的です。

■3・サッシを交換する


古い家ならアルミ製のサッシが使われていることが多いのですが、最近では、断熱効果の高い樹脂サッシなどの選択肢もあります。アルミサッシは樹脂サッシよりも1000倍以上熱を通しやすい素材と言われています。窓ガラスだけを交換するのではなく、サッシの交換も視野に入れることで、断熱効果は高まります。

■4・シャッター


今ある窓の外側にシャッターを付ける、という方法もあります。
断熱効果はもちろん、防犯面や、強風・飛来物等からも窓を守ってくれる効果も。
最近では開閉が楽で音も少ない電動シャッターが人気です。

一口に窓のリフォームと言っても、様々な方法があります。自分の住まいにどんな窓リフォームが可能なのか、コストと要望に見合う最適なリフォームを選びましょう。

2. 床・壁・小屋裏に入れる断熱材も大切

家の寒さ対策としてポピュラーになりつつある「断熱材」は、主に屋根や壁、床などに使われるものです。

夏の熱さや冬の冷たい外気を遮断することで、「夏は涼しく冬は暖か」な住環境を作り出してくれます。

断熱材の種類も多様で、最もスタンダードなグラスウールやロックウールといった繊維系や、床材などに多く用いられる発砲プラスチック系など、その特徴は様々で、断熱性・耐久性・施工のしやすさ・コストなどにそれぞれメリットとデメリットがあります。
効果的な断熱工事のためには、用途や部位に最適な断熱材を選ぶことが重要です。

また、施工方法も多種多様。壁にシート状のものをパズルようにはめ込むだけの比較的施工しやすいものもあれば、綿状の繊維を隙間なく押し込みながら施工する、高いスキルが必要とされる工法もあります。


▷天井にはガラスを繊維状にした断熱材(グラスウール)、壁にはフェノール樹脂に硬化剤などを加えてボード上にした断熱材が施工されている現場。

正しく施工しなければ、十分に効果を発揮できないかったり、ひどい場合は断熱材の隙間に結露がたまり、カビや腐食の原因となってしまうことも…。

効果的な断熱リフォームのためには、断熱材の種類や性能を理解し、適切な施工を行うことが不可欠なのです。

3. ぜひしてほしい、お風呂の断熱対策

リフォームの際、意外となおざりにされてしまいがちなのが「お風呂の断熱」です。
浴室が寒いと、急激な温度変化によって心筋梗塞などを引き起こすヒートショック症候群の原因にもなります。健康のためにも、お風呂の断熱についても考えておきたいものです。


▲リフォーム後のユニットバスのイメージ

お風呂の温かさを示すため、しばしば強調されるのが「浴槽の保温性」。
「〇時間たっても〇度しか温度が下がらない」と謳われる商品もありますが、しかし、本当に重要なのは「浴室全体の温度」ではないでしょうか。
浴槽だけでなく、浴室全体の断熱についても対策しておくことが必要です。

■ユニットバスの断熱
浴室の断熱として、まず考えたいのがユニットバスの断熱です。

一般的な新築・リフォームの浴室に用いられるのは、気密性の高いユニットバスですが、標準的なユニットバスの壁パネルには、断熱材が施されているものもあれば、されていないものもあります。

近年のユニットバスでは、浴室を包む壁・天井・床のパネル全体に保温材が施された保温機能に優れた商品が発売されていたり、オプションで壁パネルに断熱材を入れることができるタイプのものなどもあります。

▷画像はクリナップより
https://cleanup.jp/bath/aqulia_bath/hot/

リフォーム会社からきちんと説明を受けないまま、浴室の壁パネルに断熱材が施されていないタイプのユニットバスをそのまま施工してしまい、「せっかくお風呂をきれいにリフォームしたのに浴室は寒いまま…」という残念なケースも少なくありません。

施工前に、ユニットバスの断熱仕様について、リフォーム会社にしっかりと確認しておくことをおすすめします。

 

■建物自体の断熱
もう一つの断熱対策は、建物そのものの断熱機能を高める方法です。

▲浴室部分の壁や天井に断熱材を入れたリフォーム事例。保温効果が高まります


ユニットバスをはめ込む前の壁や天井、床などを断熱材で包み込むことで、外気温の影響を遮断し、断熱性をアップさせることができます。建物側にしっかりと断熱工事を行うことで、浴室の保温効果は格段に向上し、快適・安全な浴室を作ることが可能になります。

せっかくのリフォームです。この機会に、お風呂、特に浴室の寒さを軽減する断熱対策についてもしっかり考え、暖かで快適な浴室をつくりましょう。

4. どんな会社に依頼するのが良い?

住まいの断熱性能は年々進化しています。
会社選びの際には、必ず断熱リフォームに関する知識と経験が豊富なリフォーム会社を選びましょう。

窓のリフォーム一つをとっても、様々な方法が考えられます。
断熱リフォームの実績が豊富な会社であれば、今の住まいにどんなリフォームが可能か、コストと要望に見合う選択肢は何かなど、最適な答えを一緒に考えてくれるはずです。

また、断熱材の種類や性能を理解し、施工技術をきちんと備えているリフォーム会社を選ばないと、思ったような効果が得られなかったり、思わぬ不具合に発展することもあります。
リフォーム工事を職人任せにするのではなく、現場に足しげく通い、断熱材を正しく施工するための丁寧な指示や施工チェックが行えるリフォーム会社であれば、安心して依頼することができるでしょう。

一概に「断熱リフォーム」と言っても、LDKや浴室だけでよいのか、家全体に施したいのかなど、リフォームの範囲によっても、選ぶべき会社は変わってきます。

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