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工事中のトラブルを防ぐコツとは?

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リフォームのトラブルは工事で起きると言われます。打ち合わせをした内容と違う、イメージと違うといった点は工事が始まってから分かるからです。せっかくのリフォームですので、トラブルが起きないように、ポイントをまとめました。

目次

契約内容をしっかり確認しよう

リフォームではお客様が決めることがたくさんあります。例えばお風呂をシステムバスにリフォームする場合、12の内容を決めなければいけません。サイズ、タイプ、壁柄、浴槽の形、床、カウンター、照明、換気扇天井、水栓金具、鏡選び、収納棚、ドアといった要素です。

お風呂のリフォームでは、リフォーム会社の担当者とお風呂メーカーのショールームアドバイザーを交え、詳細打合せを行い、内容を決めていきます。

よくあるのが、打ち合わせが終わった後に、例えば他の壁柄を再検討したいと思い、後日改めてメーカーのショールームにお客様だけで行き、確認を行い、壁柄の変更をショールームアドバイザーに伝えるケースです。

再訪問することをリフォーム会社の担当者には言っていないのですが、お客様はメーカーのショールームアドバイザーに変更を伝えたので、リフォーム会社の担当者にも伝わっていると思っていることがあります。しかし、結果として正しく伝わっていない事が時にあります。

そしてそのまま契約を交わしてしまい、工事後に依頼した商品とは違うということが発覚します。

変更があった時点で、リフォーム会社の担当者に伝えていると防げたことだとは思いますが、契約書は、お客様が了承した内容が記載されているということになりますので、確認をしなかったお客様も悪いということになります。

これはあくまで一つの例に過ぎません。打ち合わせの中で伝えたと思うことが、相手にうまく伝わっていないということはよくあります。そのため、契約を交わすときは漏れや不備がないかをしっかりと確認をした上で、署名捺印するようにしてください。

工事での責任者を明確にしておこう

リフォームでは契約まで営業マンと商談を行うのが一般的です。では、契約後は工事の準備、着工となりますが、責任者が営業マンから現場監督に変わる会社があります。一般的に規模の大きい会社はその傾向があります。

ここでポイントとなるのは、工事が始まってからの相談や変更などを誰に言っていいのか?という点です。営業マンなのか?現場監督なのか?

また、リフォームの規模が大きく、工期が長い場合にありがちなことですが、「ここはクロスで予定していますが、漆喰に変えることはできますか?」と工事の変更を相談したつもりが、工事変更の指示を受けたと捉えられ、工事の手配がされるケースです。

工事中の追加や変更は納期の兼ね合いで、すぐに判断をしないといけない場合が多いので、変更した場合の見積もりが提出されずに工事が進んでから増額の金額が提示されるということもあります。

そのため、相談なのか指示なのかは明確にする必要があります。先ほどのケースでは、「予定しているクロスを漆喰に変更することはできますか?また、その場合金額はどれほどあがりますか?見積もりを見てから変更するか判断したい」としっかり伝える必要があります。

リフォーム費用の支払い時期・工程表を確認しておこう

支払いはいつ行うのかもしっかりと確認しておいてください。一般的には工事終了後の支払い、規模が大きい場合は工事着工時、中間検査、工事完了時の3回に分けて支払うという場合もあります。なお、工事着工までに全額を支払うというケースはなく、そのように言われている場合は注意した方が良いでしょう。

また、工程表はしっかり提出してもらうようにしましょう。リフォームは、住みながらの場合が多いので、キッチンを工事中の時は、キッチンでの作業ができないので、洗面室で洗い物や水を使った作業をすることになるでしょう。工事期間が5日となっている場合、月曜日から始まり金曜日に終わるのか?水曜日から始まり土日には工事を行わずに翌週火曜日まで工事がかかるのか?この場合は工事期間が7日と同じですよね。

キッチンが使えない、お風呂・トイレが使えないといった場合が具体的にいつまで続くのかをしっかり把握しておくことはとても大切ですので、工程表の確認をしましょう。

できる限り現場をCheckしよう

リフォームのトラブルは工事中か工事後に起きます。理由の多くは、イメージの違いです。打ち合わせで思っていたイメージと仕上がりが違う場合に、トラブルとなります。

壁紙のイメージが違う。手すりの位置が違う。フローリングの貼る向きが違う。塗装に塗りムラがあるように感じる。キッチンの扉のカラーが違う。などなど、思っていたのと違うケースがあります。

契約前の打ち合わせで決めたことが、工事現場の責任者に正しく伝わっていないケースもあれば、打ち合わせをした内容通りではあるが、当時はサンプルのみでの打ち合わせなので、実際に施工するとイメージと違うというケースもあります。

そこで、イメージの違いを少しでもなくすために、工事中の現場には足を運び、確認するようにしましょう。工事中にイメージの違いに気づけば、すぐに工事責任者に連絡をしましょう。納期や工事予算の関係で対応できないものもあるかもしれませんが、リフォーム工事が終わってから気付くより、遥かに良いと思います。

 

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