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壁紙をリフォームする際の意外な落とし穴とは?

2021.4.5 (更新: 2022.9.6)

リフォームした際に思ってもいなかったこと、トラブルというほどのことではないけれど、不満につながっていく話をシリーズでお伝えするこのコラム。今回は壁紙(クロス)編です。

編集長ミッツ
編集長ミッツ
今回は、壁紙のリフォームの時に起きうる思わぬ実情をリフォーム会社に取材してきましたので、ぜひ参考にしてください。

 

壁紙の張り替えの盲点

壁紙の張り替えは、剥がして貼るだけだから簡単だと思っていませんか?

でも実は、私たちが知らない工事の盲点があります。それは「下地」です。下地とは壁紙を貼る土台となる部分ですが、この下地が凹凸なく、きれいになっているかいないかで、作業は大きく変わります。

※写真は下地の上に壁紙を貼っている様子

下地の状態は新築時の施工状態で決まるため、家によって千差万別。新築で完成する日が決まっていて、完成まで日にちがなく、壁紙を貼る十分な時間がない場合は、下地が悪くても工程を優先させ、そのまま壁紙を貼ってしまうということがあります。

そのため、貼りかえる時に、壁紙を剥がすと穴やヒビがあったり、凹凸がある場合は、サンドペーパーなどで平らにならす下処理が必要なので、その分下地補修費用や時間がかかります。下地がデコボコだと、その上に壁紙を貼ると空気が入るなど見栄えが悪くなり、すぐに剥がれる原因となるからです。

▼下地処理(写真:パナソニックプロイエサービス

※パテを使い凹凸がない状態に整えます

また、クロスを剥がす時、クロスにも引っ張るとビヨーンと一気に剥がれるものと一気に剥がれず、ポロポロと少しずつ取れるものがあります。一気に剥がれない場合は、剥がすのに時間がかかり工期が伸びるので、工事費用の追加が発生します。

▼一気に剥がれる壁紙(写真:パナソニックプロイエサービス

※このように剥がれるとスケジュール通りスムーズに工事は進みます

▼一気に剥がれない壁紙

※このように一気に剥がれない場合は作業に時間がかかり、スケジュールが伸びる可能性があります

工事にはこうした盲点があるので、壁紙の張り替えをお願いして、剥がして貼るだけと簡単に考えていると、思わぬ追加費用や追加の日数が発生した場合に不満を覚えるかもしれません。

費用は抑えて正解!ではない

リフォーム費用、少しでも安くしたいですよね。

壁紙を貼りかえる際に、コストを抑えるために一面だけを貼り替えてアクセントクロスのようにすることがあります。

ですが、一面だけがきれいになると他の3面や天井クロスの古さが目立ち、仕上がった時にがっかりすることが多いようです。そこで、一面だけ張り替える場合は素材を変えるなど、他の部分の古さが目立たないような工夫が必要です。

ちょっとしたことですが、こうしたアドバイスがあったかどうかでその会社のお客さまへの姿勢が分かります。

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このコラムを書いた人

平原 充明 イメージ 平原 充明 イメージ

平原 充明ひらばら みつあき

〇2011年よりリフォーム雑誌「HIROSHIMA REFORM」を発行し、編集長。

〇インテリアコーディネーター・住空間収納プランナー

〇「リフォ―ムの正しい情報をユーザーに届ける」がモットー

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平原 充明 イメージ

平原 充明ひらばら みつあき

〇2011年よりリフォーム雑誌「HIROSHIMA REFORM」を発行し、編集長。

〇インテリアコーディネーター・住空間収納プランナー

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