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空き家になっている実家をリフォームするには?【シロアリ・雨漏り】

2022.1.3 (更新: 2022.9.6)

長く空き家になっていた実家をリフォームしようと思うんですが、古くて心配で…。
キャサリン
キャサリン
編集長ミッツ
編集長ミッツ
なるほど。空き家の活用は良いことだね。
ただ、空き家のリフォームは、通常のリフォーム以上に注意すべき点があるんだ。
これから、詳しく紹介していこう!

 

 

少子高齢化による人口減少などを背景に、いま「空き家」は増加の一途。
空き家になっている実家をリフォームして住み継ぎたい、または賃貸などに活用するためにリフォームしたいというニーズが増えています。

今回は空き家リフォームの注意点や、実家をリフォームする際に気を付けたいポイントなどを解説。リフォーム会社選びのコツもご紹介します。

1.インスペクションで建物の状態を確認しましょう

空き家や中古住宅は見た目だけで状態を判断することは出来ません。
築年数の経っている家、とりわけ長く空き家だった家であれば、リフォーム前に、まずは住宅診断=インスペクションを行うことをお勧めします。

「インスペクション」とは、既存住宅の状況調査を行うための一定水準以上の知識とノウハウを有する国家資格者「既存住宅状況調査技術者」が、既存住宅状況調査基準に基づき、建物の劣化の状況や欠陥の有無などを調べる検査のことです。

「既存住宅状況調査技術者」とは…
国道交通省の登録を受けた「既存住宅状況調査技術者講習」を受講し、終了証明書の交付を受けた者。講習を受けることができるのは建築士(一級建築士、二級建築士、木造建築士)のみ。

主な診断内容は、基礎や床下の状態、床・壁・柱などの傾き、天井・小屋裏・壁の雨漏り、建具の隙間・開閉状態、外壁のひび割れ・劣化、バルコニーの劣化・欠損、屋根の劣化・破損などです。シロアリの被害や雨漏りなどはもちろん、建物のあらゆる部位の状態を確認することができます。


▲床板を支える根太という下地材が、腐って抜けていた様子の写真

インスペクションは、利害関係のない第三者が、客観的な立場から、建物の現在の状態を正しく調査・報告することが目的です。通常、10万円程度の費用が必要となります。

確かなノウハウを持った技術者の方がくまなくチェックしてくれるなら、建物の状態が把握できて、よりよいリフォームができそうです。
キャサリン
キャサリン
編集長ミッツ
編集長ミッツ
これから20年、30年と住み継いでいくためにも、ぜひインスペクションを行うことをお勧めするよ。

 

2.権利関係の見落としにも注意が必要

実家や祖父母の家など、ご家族から住宅を譲り受けてリフォームを行う場合は、権利関係についても注意が必要です。

 ・その建物や敷地の所有者が誰になっているのか?
 ・リフォーム資金は誰がどのくらいの割合で支払うのか?

などは、リフォーム前に確認しておきましょう。

土地の名義が曾祖父のままになっていて相続登記が必要になったり、
リフォーム資金に親の支援を受けたため贈与税がかかってしまったりと、
思わぬ事態を招いてしまうことも…。

リフォームを依頼する際は、工事品質だけでなく、権利関係や税制を良く知り、お客様に適切なアドバイスができる経験豊富なリフォーム会社を選ぶと安心ですね。

編集長ミッツ
編集長ミッツ
権利関係のこと、きちんと把握しているかい?
えーーーっと……
家と土地の名義が誰になっているか、確認してみないとですね。
キャサリン
キャサリン
編集長ミッツ
編集長ミッツ
確認は早い方がいいね。
権利関係や税制のことは複雑だから、一人で悩まず、経験豊富な頼れるリフォーム会社に相談しよう!

 

3.空き家リフォームは、インスペクションと権利関係に強い会社を選んで


▲写真は、基礎に発生したひび割れの状態を専用スケールで確認している様子

インスペクションは、第三者が客観的に調査し、報告を行います。利害関係のない第三者による中立な立場からの診断結果が分かるのが魅力です。

最近ではリフォーム会社でも、「既存住宅状況調査技術者」の資格者が在籍し、インスペクションと同等の調査ができる会社が増えています。リフォーム会社にインスペクションを依頼することができれば、建物の状態を調査・把握した人間がそのままリフォームを行うことができるため、より的確なリフォームを行うことができるという利点があります。

さらに、インスペクションとリフォームを同じ会社にワンストップで依頼することができるため、施主の負担が軽減されるというメリットも。

このような点から、空き家や古民家など古い建物のリフォームを行う際には、インスペクションを行うことができるリフォーム会社に相談するのが安心です。

また、登記などの権利関係や税制についてもアドバイスができる、経験豊富なリフォーム会社を選ぶことも、重要なポイントです。

新築工事を主とする工務店と違い、建物の権利関係にまで精通しているリフォーム会社はそう多くはありません。リフォーム前に取るべき手続きや、減税・節税のためのアドバイスはもちろん、権利関係に強い司法書士を紹介することもできる、頼れるリフォーム会社に相談しましょう。

たしかに、リフォームを依頼する会社に、インスペクションや、権利関係のことまで、いろいろ相談できると助かりますね。
キャサリン
キャサリン
編集長ミッツ
編集長ミッツ
そうだね!リフォームはやるべきことが多く、あちこちで手配すると疲れてしまうので、ワンストップでいろいろ相談できる経験豊富な会社を選ぶと安心だね。

 

4.広島で、空き家リフォームが得意な会社は?

では、具体的にどの会社に依頼すればいいのかしら?
キャサリン
キャサリン
編集長ミッツ
編集長ミッツ
では、空き家でも安心してリフォームが任せられる会社を紹介しよう!

 

空き家でも安心してリフォームが任せられる広島のリフォーム会社はこちら!

がおすすめです。

ご紹介した会社の中でも、どこに相談して良いか分からないという方は、
お気軽に「広島リフォーム相談カウンター」へもご相談ください。
あなたにピッタリのリフォーム会社をご紹介します。

このコラムを書いた人

平原 充明 イメージ 平原 充明 イメージ

平原 充明ひらばら みつあき

〇2011年よりリフォーム雑誌「HIROSHIMA REFORM」を発行し、編集長。

〇インテリアコーディネーター・住空間収納プランナー

〇「リフォ―ムの正しい情報をユーザーに届ける」がモットー

このコラムを書いた人

平原 充明 イメージ

平原 充明ひらばら みつあき

〇2011年よりリフォーム雑誌「HIROSHIMA REFORM」を発行し、編集長。

〇インテリアコーディネーター・住空間収納プランナー

〇「リフォ―ムの正しい情報をユーザーに届ける」がモットー

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