平原 充明ひらばら みつあき
〇2011年よりリフォーム雑誌「HIROSHIMA REFORM」を発行し、編集長。
〇インテリアコーディネーター・住空間収納プランナー
〇「リフォ―ムの正しい情報をユーザーに届ける」がモットー
任せて安心なリフォーム会社をご紹介
COLUMN
リフォームを考えるきっかけは人それぞれです。
例えば給湯器が壊れたことがきっかけの方もいれば、以前からクロスの破れが気になっていたという方もいます。
仮に給湯器が壊れたことをきっかけに、お風呂のリフォームをする例で考えてみます。
この場合、リフォーム会社に相談をする前に、お風呂で気になる点や実現したい要望がないかを事前に整理しておくことをお勧めします。
例えば
といった感じで、こうしたいという希望や、ここは嫌だという不満を事前に洗い出しをしておきましょう。
また、お風呂以外にもやるやらないは別として、お風呂の周辺箇所やそれ以外にも気になる箇所を考えることが大切です。
お風呂と隣接する脱衣室などは
といった感じで、日々の使い勝手で感じることを徹底的に洗い出してみましょう。
下の図面は、お風呂だけでなく、トイレの扉の位置や脱衣室の狭さにも不満を感じていたケースです。
そこで、隣接する洋室を縮小して、お風呂・脱衣室のスペースを拡大し、トイレも使いやすく改善されました。お風呂だけを交換して終わりのリフォームとは、随分満足度が違うはずです。
上のリフォーム事例の詳細ページはこちらからご覧頂けます。
(施工会社:コープハウジングひろしま株式会社)
日々の生活の中で、要望は突然出てくるものです。感じた時点でノートに書き出すようにしておきましょう。そうしないと忘れてしまうからです。
ちょっとした手間ではありますが、ノートに書き出しておくと、リフォーム会社にノートを見せることで、要望の伝え漏れを防ぐことも出来ます。
また、要望を全て叶えようとすると、予算をオーバーすることもあるので、優先順位をつける際にもとても役立ちます。
リフォームを成功させるためにも、要望の書き出しは是非やっておきましょう。
広島リフォーム編集部では、要望の整理シートを作りましたので、参考にしてみて下さい。
クリックするとシートが表示されるので、ダウンロードしてお使い下さい。
要望整理シートはリフォームチェックシートで「イメージと違う」をなくそう!のページからもダウンロードすることが出来ます。
せっかくのリフォームです。「リフォーム会社に伝え忘れた」、とか「こうしておけば良かった」ということのないよう、事前に要望をまとめておきましょう!